世界各国から最先端のジュエリーが揃うS.O.S fp。「かっこいいジュエリーは色々あるけど、実際どうやって、どんな時に着ければいいのか?」なんて考えてしまう人は、まずはS.O.S fpのスタッフに注目してみてください。実際に毎日ジュエリーを着けて楽しんでいる様子を見れば、「こんな服装に?」「こんな組み合わせで?」「こんな素材選びで?」と、色々な発見があるはずです。ここでは休日に趣味の時間を楽しむ一人のスタッフに密着して、彼のジュエリー使いや密かな楽しみを覗き見してみましょう。
自分のために時間を使う、贅沢な休日。
S.O.S fpのPR担当勇川は、3年前に愛車のバイク(YAMAHA SR400)を手放して以来、もっぱら自転車移動の毎日。杉並区の自宅から恵比寿にあるS.O.S fpまで、毎日片道30分の道のりを通勤しています。
この日は珍しく、奥さんが子供たち(⻑女と次男)を連れてお出かけ中。
一人で休日を満喫できることに気付いた勇川は、迷わず自転車を走らせ恵比寿の街までやってきました。
都内では小回りの効く自転車は、最強にして最高の相棒(雨の日はその逆に)。今日回るべくルートは、自宅からの道すがらシミュレーションしてきました。「休日なのに恵比寿に来ちゃいましたね。でもやっぱりいいお店も多いし、ご飯も美味しいし、ここにくれば間違いないですよね」と勇川。
自転車のサドルの下につけているのは、自分で作ったビーズのアクセサリー。ちょっと自分なりのアレンジを加えるだけで、ますます愛着が湧きます。服装はいつも、古着にスニーカーのカジュアルな感じが好み。でも所々にゴールドやシルバーのアクセントを添えて、大人のお洒落を楽しんでいます。
勇川がこれ見よがしに首から下げているこれ、いま話題のマスクリーシュコードよりも存在感を主張しているのが、最近どハマりしているというフィルムカメラ。あのカメラ好きなら誰もが憧れるドイツの超名門ブランド、ライカのM3という1950年代のヴィンテージ物とのことです。それまでカメラの「カ」の字も知らなかった勇川が、数年前に突然「ライカが欲しい」と言い出した時は、すぐに使わなくなって数十万円を無駄にすることになると誰もが確信していました。しかし大方の予想に反して、カメラを手にした勇川は毎日のように家族や風景を写真に納め、自身のインスタグラムへと投稿。カメラの知識もなかったはずなのに、マニュアルのフィルムカメラをしっかりと使いこなし、カメラライフを存分に満喫しているようです。
いい物に投資して、深く⻑く愛用する。結局ずっと手元に残るのは、こういう物かもしれません。
※マスクリーシュコードは生産終了しました。
と、いうことで、まず勇川が向かったのは中古カメラ屋さん。S.O.S fpのある駒沢通りを中目黒方面に少し下ったところ、鎗ヶ崎の交差点近くにあるのがこの「GTカメラ」。希少なヴィンテージカメラやレンズを扱うこのお店は、カメラファンの間では名の知れた名店。商品が頻繁に変わるわけではないし、毎回何かを買うわけではないけれど、ついつい覗いてしまうのがこの手のお店です。
この日もショーウィンドウに自分の愛機と同じM3を見つけ、自分が買った時よりもだいぶ市場価値が上がっていることに気付いてニヤリ。他にも何か掘り出し物がないか、お店に入ってチェックしてみるそうです。
いい物との出会いは、一期一会。
早速見つけたのが、レンズの上にゴーグルのようなものがついたライカの「DR ズミクロン 50mm f2」。勇川のカメラは90cm以上近いものに焦点を当てられないものだが、これを使うと48cmまで寄れるとのこと。「これがあれば、小さいジュエリーも撮影できるかも?」と鼻息を荒げる勇川だが、そのお値段はちょっと性能のいいデジカメが買えてしまうほど。ただライカの味は、ライカでしか出せない唯一無二の風合い。こういうものは、一期一会。出会った時が買い時とも言います。
しかし、今年になってマイホームを購入したばかりの勇川、ため息をつきつつも、ゆっくりとレンズをショーウィンドウへと戻しました。